三浦半島荒崎海岸の火山灰層(神奈川県横須賀市,2021)
三浦半島荒崎海岸の火山灰層(神奈川県横須賀市,2021)

三浦半島の荒崎海岸には、白と黒のメリハリのある縞模様の地層が広がっています。二種類の火山灰が交互に降り積もって、このような地層ができました。

白〜淡いグレーの層は、流紋岩質の火山灰層。粒のサイズは砂よりも細かく、シルト(泥)に分類されます。パッと見た感じでは、噴石(軽石)は見られませんでした。

黒い層は玄武岩質の火山灰層。こちらは白い層に比べて粒のサイズが粗く、砂〜礫(れき)に分類されます。礫というのは砂よりも粗いサイズの小石のことで、荒崎海岸では粒径2cm程度までの礫の層がよく見られました。礫が多いので、火山灰層というよりはスコリア層(噴石層)と言った方が適当かもしれません。

この黒い層では、粒の粗いものから細かいものへと徐々に変化していく「級化層理(きゅうかそうり)」も顕著に見られました。また、白い層に比べて波の侵食に強く、黒い部分が凸部になっていました。

三浦半島荒崎海岸の火山灰層(神奈川県横須賀市,2021)
三浦半島荒崎海岸の火山灰層(神奈川県横須賀市,2021)
三浦半島荒崎海岸(神奈川県横須賀市,2021)
三浦半島荒崎海岸(神奈川県横須賀市,2021)

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